道公教第５３回総会・研修会開く　新会長に稲上氏（札幌市美しが丘小）　８月の全国大会成功目指し全力

（関係団体 2018-05-23付）

稲上新会長は、札幌大会の開催に向けて協力を要請

　道公立学校教頭会（＝道公教）は二十一日、ホテル札幌サンプラザで第五十三回総会・研修会を開いた。第六十回全国公立学校教頭会研究大会札幌大会・第五十二回道公教研究大会札幌大会（八月一～三日）へ向けた準備、研修活動を一層推進するなど、本年度の活動方針、活動計画を決めた。役員改選では札幌市立美しが丘小学校の稲上敏男教頭を新会長に選出。稲上新会長は「全国の副校長、教頭に北海道の活力を届けられるような大会を、全道の教頭会が一つになってつくり上げていく」と述べた。

　冒頭、笹川恒春会長があいさつ。校長が示す学びの地図の具現化、北海道の子どもたちの健全な成長を促すため「自らの意識改革とともに、一層の研鑚と職能の向上を私たちの心身の健康と併せて進めていかなければならない」と述べた。

　続いて、道教委の柴田達夫教育長、札幌市教委の檜田英樹学校教育部長が来賓あいさつした。

　議事に入り、本年度の活動方針、活動計画を決定。八月一～三日、札幌コンベンションセンターなどを会場に開催する第六十回全国公立学校教頭会研究大会札幌大会・第五十二回道公教研究大会札幌大会に向けた準備、研修活動を一層進めること、会員の全員参加を確認した。

　また、第十四次三ヵ年継続研究の「豊かな心とたくましく生きる力を育む活力ある学校づくりの推進」の二年目を迎えることなどを踏まえ、研修体制、研究方針の検討、まとめ、各ブロックの活動との連携に努めることとした。

　役員改選では、新会長に札幌市立美しが丘小の稲上教頭を選出。

　稲上新会長は、札幌大会の開催に向け“オール北海道、チーム北海道で、イイ大会を”を合い言葉に「全国の副校長、教頭に北海道の活力を届けられるような大会を全道の教頭会が一つになってつくり上げていく」と協力を呼びかけ「校長の意をしっかりと受け止め、活力ある学校づくりにさらにリーダーシップを発揮できる教頭に私自身も成長していきたい」と述べた。

　本年度の役員はつぎのとおり。＝敬称略＝

▽会長＝稲上敏男（札幌市美しが丘小・新）

▽副会長＝布施裕（江別市対雁小・新）、豊田央（東川町東川小・新）、小川俊哉（函館市旭岡中・新）、玉手広昭（新ひだか町高静小・新）、近藤啓之（中標津町計根別学園・新）、吉本将樹（札幌市星置中・新）

▽事務局長＝山田健一（札幌市資生館小・新）

▽会計＝正岡宏樹（札幌市福井野中）

▽監査＝明村秀之（余市町大川小・新）、小棚木秀行（稚内市稚内東小・新）、小野元嗣（木古内町木古内小・新）、松本治幸（滝川市開西中・新）、今野典之（帯広市川西中・新）、斎藤俊博（札幌市真駒内公園小・新）

(関係団体 2018-05-23付)