道退職校長会が第５４回定期総会　相互連携深め組織強化　永峰会長　現職を応援する役割果たす

（関係団体 2018-05-23付）

本年度の活動方針、事業計画を確認

　道退職校長会（永峰貴会長）は十八日、ホテルライフォート札幌で第五十四回三十年度定期総会を開いた。「支部と本部、支部間相互の連携を一層深め、組織の強化とその活性化を図る」など五点を盛り込んだ本年度の活動方針を決定。新たな会報づくりのための検討作業に着手するなど、事業計画を決めた。

　はじめに永峰会長があいさつ。会の健全な運営に向け、現職校長との交流の場をこれまで以上に構築するなど、さらなる教育支援活動に取り組む必要性を指摘。「現職の応援団としての役割を精一杯果たすことが会員一人ひとりの生きがいの場となり、新たな創造力を生む。そのような活動を積み上げていくことを誓い合いたい」と述べた。

　来賓として、道教委の村上明寛学校教育監、札幌市教委の檜田英樹学校教育部長が祝辞。

　村上学校教育監は、地域住民とのビジョンの共有、地域とともにある学校づくりの推進の重要性を挙げ、北海道命名百五十年の節目を迎えたことを踏まえ、地域の歴史や文化を学ぶふるさと教育の推進、道の教育施策への支援・協力を要請した。

　檜田学校教育部長は、札幌市として、会の協力を得ながら、学校、家庭、地域が連携し、教育活動を推進していく考えを示した。

　議事では、「支部と本部、支部間相互の連携を一層深め、組織の強化とその活性化を図る」「“北海道教育の日”道民運動推進協議会の活動を広め、道民の理解や関心を高めるため、関係機関・団体との連携を図り、制定趣旨に基づいた運動の推進に努める」など五点を盛り込んだ本年度の活動方針を決定。

　各部事業計画では、広報部で新たな会報づくりのための検討作業に着手し、意見収集や考察などを重ねて具体案を立案する方針を決めた。

　このほか、本部の新役員として旭川支部の七田繁支部長の副会長就任を決めた。

(関係団体 2018-05-23付)