北数教小学部会札幌支部が総会　新支部長に広瀬校長（札幌市北野小）　子が“問い”もつ授業目指す

（関係団体 2018-05-24付）

あいさつする広瀬新支部長

　道算数数学教育会小学校部会札幌支部は十八日、札幌市立清田小学校で三十年度総会を開いた。十月に開く第七十三回道算数数学教育研究大会札幌大会兼第五十回記念札幌支部研究大会に向けて準備を進めるなど、三十年度活動計画を決定。役員改選では、新支部長に札幌市立北野小学校の広瀬由実子校長を選任した。

　議事では、二十九年度の活動経過や会計決算・監査報告のほか、三十年度各部推進計画や予算を決めた。

　これまでの研究から、数学的に問う力の育成が、「問い」をもつ授業の実現へとつながるものと考え、支部研究の重点を「数学的に問う力を育む　子どもが“問い”をもつ授業の創造」と設定。目指す授業像では「数学的に問うことから、“問い”をもつ」「数学的に問う力を発揮し合い、本時のねらいに迫る」の二観点のもと、研究を進めていく。

　活動計画では、十月十九・二十日に札幌市立伏見小学校で第七十三回道算数数学教育研究大会札幌大会兼第五十回記念札幌支部研究大会を開く。また、夏の学習会を七月二十六日、冬の学習会を来年一月十一日に行うことや、五十周年記念誌発行も盛り込んだ。

　役員改選では、新支部長に北野小の広瀬校長を選任した。

　本年度の役員はつぎのとおり（すべて校長）。＝敬称略＝

▽支部長＝広瀬由実子（北野小・新）

▽副支部長＝野村幸明（東橋小）、木村まどか（豊園小）、伊藤淳一（本町小・新）、三浦恵（伏古北小）、庄司ひさ子（定山渓小）、久保幸範（上白石小・新）、島貫靜（拓北小・新）、大嶋稔康（青葉小・新）

▽監査＝加藤康夫（平和通小・新）

▽事務局長＝大桃規之（清田小）

(関係団体 2018-05-24付)