オホーツク教育研究団体連絡協が総会　３１年２月に発表会開催　新会長は網走市西小・平野校長

（関係団体 2018-05-25付）

新任の抱負を述べる平野新会長

　【網走発】オホーツク管内教育研究団体連絡協議会は十八日、網走市内の網走地方教育研修センターで三十年度総会・研修会を開いた。教育研究団体ＰＲ誌の配布、三十一年二月の活動状況発表会開催などの事業計画を決定。役員改選では、新会長に網走市立西小学校の平野真奈美校長を選出した。

　冒頭、片桐聡監査があいさつ。「全道的にみても、たくさんの研究団体が活発に活動していることは、オホーツク管内の特色と強みであり、管内教育の充実・発展に資する役割は大変大きい」とする一方、研究団体に所属する教員が年々減少し、活動に苦慮するという課題も抱えており、「ＰＲ活動を行うなど、加入促進に向けた取組も進めている」と説明。「各研究団体同士が互いに連携を図り、管内教育発展のために協力し合うことが重要」と呼びかけた。

　続いて、網走地方教育研修センターの渋谷高広所長が来賓あいさつ。研修会、ＰＲ活動など「互いに連携しながら、オホーツク教育のために頑張っていきたい」と述べ、管内教育の充実に期待を寄せた。

　このあと、オホーツク教育局の遠藤直俊教育支援課長が講話。新学習指導要領の方向性、今求められる授業づくりについて説明した。

　議事に移り、二十九年度の事業報告を行ったほか、三十年度の事業計画を審議。教育研究団体ＰＲ誌を作成し初任段階教員研修で配布するほか、三十一年二月に網走市内のエコーセンターで三十年度研究団体活動状況発表会を開催することなどを決定した。

　役員改選では、新会長に網走市立西小の平野校長を選出。平野新会長は「自分の専門分野、得意分野を生かして学び合う、あらためて学び直す、そんなチャンスをくれる教育研究団体を皆さんとともに発展させていければ」と抱負を述べた。

　本年度の役員はつぎのとおり。

＝敬称略＝

▽会長＝平野真奈美（網走市西小校長・新）

▽副会長＝小野祥秀（網走市東小校長・新）、田中浩樹（網走市第三中校長・新）

▽監査＝沼田泰彦（網走市中央小校長・新）、片桐聡（網走市網走小校長）

▽事務局長＝神田秀樹（網走市白鳥台小教頭・新）

▽事務局次長＝辻正樹（網走市第一中教頭・新）

(関係団体 2018-05-25付)