公立学校事務長会十勝支部が総会　研究協議会を１１月開催　新支部長に若林氏（帯広柏葉）選任

（関係団体 2018-05-28付）

若林新支部長は管内教育の発展のため、協力を呼びかけた

　【帯広発】道公立学校事務長会十勝支部は十八日、帯広市内とかちプラザで三十年度総会・研究協議会を開いた。管内道立学校の事務長など二十八人が出席。若林拓己新支部長は就任あいさつで、新たに七人の事務長が着任したことにふれ「十勝の教育発展のために力添えをお願いする」と求めた。

　冒頭、四月の人事異動で新たに十勝管内に着任した事務長らが自己紹介した。

　議事に移り、二十九年度の事業・決算報告を承認。三十年度事業計画では、九月十日から二日間にわたって札幌市で開かれる第三十七回全道事務長会研究協議会で、道東ブロックが研究発表することを確認。また、七月に支部理事研究会、十一月九日に調査研究推進委員研究協議会を開くことを盛り込んだ。

　会計予算案を審議したあと役員改選。帯広柏葉高校の若林事務長を新支部長に選任した。

　就任あいさつで若林新支部長は「管内に新たに七人の事務長を迎えた。十勝の教育発展のために力添えをお願いする」と呼びかけた。

　また、学校における働き方改革「北海道アクション・プラン」の取組に調査業務の見直しが含まれていることを指摘。「学校で負担に感じる事務処理などを調べ、道教委が全庁的に検討を行うもの」と説明した。「道の動きと並行して、学校が行う事務処理などで負担軽減が可能と考えられるものなどについて、率直な意見を聞かせてほしい」と呼びかけた。

　このあと、全道事務長会研究協議会で発表を行う帯広聾学校の中村直人事務長が内容を説明したほか、全道事務長会理事研究協議会の報告や、当面する日常業務の諸問題について協議した。

　本年度の役員はつぎのとおり。＝敬称略＝

▽支部長＝若林拓己（帯広柏葉・新）

▽副支部長＝中村由紀子（帯広農業）、小野寺義和（帯広工業）

▽事務局長＝中村由紀子（帯広農業）

(関係団体 2018-05-28付)