国公立幼稚園・こども園教育研が総会　７月に研究上川大会開く　会を新たな情報提供の場へ―福原会長

（関係団体 2018-05-23付）

推進の重点や事業計画、各部活動計画などを決定した

　道国公立幼稚園・こども園教育研究会は十九日、ホテルライフォート札幌で三十年度定期総会を開いた。七月に第五十六回道国公立幼稚園・こども園教育研究大会第二・四ブロック上川大会を開くなど、三十年度事業計画・活動計画を決定。役員改選では、福原幸江会長を再任した。

　冒頭、福原会長があいさつ。昨年度の研究大会が成功裏に終わったことに感謝の気持ちを述べたほか、幼稚園教育要領などの全面実施にふれ「幼児教育を取り巻く環境は急激に変化している。本会が全道各地の優れた実践の交流や、新たな情報提供の場になることを願う」と話した。

　続いて、道教委義務教育課の川端香代子主幹と札幌市教委の野切卓幼児教育センター担当課長があいさつした。

　議事では、二十九年度会務報告・各部活動報告、会計決算監査報告を承認。三十年度事業計画・各部活動計画を決定した。

　推進の重点として「三十年度第二・四ブロック上川大会が充実した研究大会になるよう推進に努める。三十一年度第三ブロック大会準備を進める」など四点を据えた。

　また、二十九年度から四年継続研究の二年次目として大会主題「生きる力の基礎をはぐくむ幼児教育の充実」、副主題「幼児の豊かな遊びや園生活を支える保育者の役割」のもと、七月二十六・二十七日に第五十六回研究大会上川大会を開催することとした。

　役員改選では、福原会長を再任した。

　本年度の役員はつぎのとおり。＝敬称略＝

▽会長＝福原幸江（清水町清水幼園長）

▽副会長＝伊藤和代（東川町幼児センター所長）、鎌田郁美（せたな町認定こども園きたひやま園長・新）

▽監査＝畠山幸男（釧路市マリモ幼園長）、山下幸子（札幌市ひがしなえぼ幼園長・新）

▽事務局長＝笹山雅司（札幌市もいわ幼園長・新）

(関係団体 2018-05-23付)