釧路市教育振興会が総会等開く 事業計画 8月に講演会など 役員改選 谷川会長を再任(関係団体 2018-06-08付)
中央図書館の魅力を語る富澤館長
【釧路発】釧路市教育振興会は五月下旬、釧路センチュリーキャッスルホテルで三十年度総会と教育講演会を開いた。会員約百人が出席。総会では、八月に釧路教育振興会と合同で教育講演会を開催することを決めたほか、役員改選を行い、谷川富成会長を再任した。教育講演会では、釧路市中央図書館の富澤泰館長が講話した。
はじめに谷川会長があいさつ。前年度の活動に感謝し、自らの学生時代の体験にふれ「民間企業の発想を学校教育に取り入れることも大切だが、学校の取組を理解して民間企業が協力することも必要。本会の役割はますます大きくなる」と期待した。
議事では、本年度の活動計画や予算案などを審議。八月二十五日に釧路センチュリーキャッスルホテルで釧路教育振興会と合同で第三十八回合同教育講演会を開催することや、釧路教育研修センターと共催で教育実践レポートの募集と表彰を行うことなどを決めた。
役員改選では、谷川会長(=三ツ星レストランシステム代表取締役)を再任。新副会長に福原聡(釧路市桜が丘中校長)、森敏隆(釧路市釧路小校長)の両氏、新事務局長に伊藤晃一氏(釧路市鳥取中校長)を選出した。
総会終了後、富澤館長が「釧路市の未来を拓く中央図書館~これからの公共図書館像と釧路市中央図書館の概要」と題して講演した。
富澤館長は、厚岸情報館長や厚岸町教委教育長を歴任し、ことし一月に釧路市中央図書館長に就任。講演では、公立図書館の歴史にふれ「公共図書館の三原則は、貸出主義、児童サービス、全域サービスであったが、これからの公共図書館は、ビジネス支援、ハイブリット化、学校図書館との連携がキーワードになる。釧路市中央図書館も未来を見据えて新たな機能を導入した。ぜひ実感してほしい」などと中央図書館の魅力を述べた。
(関係団体 2018-06-08付)
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