日教弘道支部が運営委員会開く 教育振興・福祉事業充実へ 新たにスポーツパック展開
(関係団体 2018-06-11付)

日教弘道支部運営委員会
30年度の活動方針、事業計画等を決めた

 公益財団法人日本教育公務員弘済会北海道支部(鈴木富士雄支部長)は四日、ホテルライフォート札幌で三十年度第一回運営委員会を開いた。「教育振興事業・福祉事業の充実とその推進」「事務局組織体制の強化と業務効率化の推進」「関係団体・関係機関等との連携強化と組織の拡大」の三点を柱に各種事業を展開することを決定。新たにスポーツパック事業と満六十歳健康祝い事業に取り組むこととした。役員改選では鈴木支部長を再任した。

 冒頭あいさつに立った鈴木支部長は、日教弘の歴史や事業内容を説明。教育振興事業について「法人の使命に直結する」とし、着実に推進していく考えを示した。また、新規事業のスポーツパックなどの意義を解説。「成果を確認し、課題を発見しながら前進していく」と述べた。最後に「私たちは子どものための日教弘を掲げ、子どものための学校を創造する、そのために活躍している先生方を応援していく」と締めくくった。

 続いて、ジブラルタ生命保険=北海道営業本部長の茂筑裕司氏があいさつに立ち、支部役員、運営委員、参事らの活躍に謝辞を述べた。

 議事に移り、幹事・監査を選出し、鈴木支部長の再任を決めた。

 二十九年度事業報告・決算報告・監査報告を承認したあと、三十年度活動方針案・事業計画案・予算案について審議。いずれも原案どおりに決定した。

 活動方針では、同支部が展開している三大事業で、「教育振興事業(奨学事業・教育研究助成事業・教育文化事業)」「福祉事業」「共済事業」の拡大充実を最重要課題としてとらえ、①教育振興事業・福祉事業の充実とその推進②事務局組織体制の強化と業務効率化の推進③関係団体・関係機関等との連携強化と組織の拡大―の三点を柱に据えた。

 具体的には、教育文化事業として、新たに、児童生徒のスポーツの振興や体力向上を目的としたスポーツ用品のセットを贈呈するスポーツパックに取り組む。さらに、福祉事業として、満六十歳の誕生日に八千円を贈る満六十歳健康祝い事業を立ち上げた。

 三十年度の役員・運営委員・参事(推進役)はつぎのとおり(カッコ内は出身母体)。=敬称略=

▼役員

▽支部長=鈴木富士雄(道小)

▽副支部長兼専任幹事=船山純(道小)

▽幹事=鈴木英昭(道小)、松井光一(道小・新)、谷直人(道中)、本間均(道中)、大鐘秀峰(道高校長協会・新)、富田敏明(道高校長協会)、伊藤政勝(道特長)、福井一之(道特長)、本間達志(道小・新)、高橋寿輔(道中・新)、川口淳(道高校長協会)、嵯峨豪(道特長)、稲上敏男(道公教・新)

▽幹事・事務局長=大江則夫(札幌市小・新)

▽幹事・事務局次長=栗田俊一(道中)、角野誠(道小・新)

▽事務局次長=山本伸弘(道高校長協会・新)

▽監査=中易まさき(道小)、蛯名哲也(道小中事務職員協議会)、真田裕之(道公立学校事務職員協会)

▼運営委員(いずれも校長・園長、ただし事務職員協議会を除く)

▽運営委員=北本貴史(江別市江別第三中・新)、高橋信(岩見沢市メープル小・新)、佐藤寛之(共和町北辰小)、小助川浩(厚沢部町厚沢部小)、竹嶋充(七飯町藤城小)、渡辺一弘(苫小牧市沼ノ端小)、松田拓美(平取町振内中・新)、玉川弘幸(士幌町下居辺小・新)、大澤昭仁(釧路町富原小・新)、相澤要(別海町別海中央中・新)、飛澤浩幸(遠軽町生田原中)、大高俊樹(鷹栖町北野小・新)、大島朗(稚内市潮見が丘小・新)、小澤洋一(留萌市港南中)、森浩之(苫小牧東高・新)、中川秀樹(滝川高)、渡部道博(北見北斗高)、山根克文(旭川北高・新)、堀川厚志(札幌養護)、加藤貴子(札幌市あつべつきた幼)、鈴木宏宣(札幌市東苗穂小・新)、蛯名嘉津夫(札幌市柏中・新)、名取俊晴(小樽市菁園中・新)、片桐由博(函館市柏野小・新)、前田仁志(室蘭市本室蘭中・新)、松橋忍(苫小牧市苫小牧東小・新)、川島政吉(旭川市知新小・新)、楜澤実(帯広市緑丘小・新)、大森伸(釧路市青陵中・新)、端徹(道小中事務職員協議会)、石田陽子(札幌市小中事務職員協議会・新)

▼参事(推進役)―カッコ内は担当地区

▽参事(推進役)=森直樹(札幌・石狩)、土田幹憲(札幌・石狩)、原田公夫(札幌・石狩)、加藤幸憲(後志・小樽)、成田秀彦(空知・岩見沢・滝川)、増子守(上川・旭川・宗谷・留萌)、川西康夫(上川・旭川・宗谷・留萌)、齊藤晃(釧路、根室)、

小林次郎(網走、北見)、中村政治(十勝、帯広)、嶋田聡(渡島、函館、檜山)、吉村恭子(全道〈高校、特別支援〉、札幌・石狩)

(関係団体 2018-06-11付)

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