名寄産業高建築システム科１・２年　旭川建協主催の見学会参加　大規模建築現場を体感！

（学校 2018-10-24付）

　【旭川発】名寄産業高校（杉田良二校長）建築システム科一・二年生四十五人は十月上旬、旭川建設業協会（川島崇則会長）建築委員会主催の現場見学会に参加した。今月末に竣工予定の旭川空港ビル国際線の旅客ターミナルビル増築工事の現場を訪問。迫力ある大規模建築の現場の雰囲気を体感した。

　現場では、航空旅客取扱い施設として、既存のターミナルビルの横に鉄骨造地上三階（建物本体二階）・地下一階の建物を建築。新谷・荒井・廣野共同企業体が施工している。

　今月二十九日に竣工式を予定しており、十一月二十二日の供用開始を目指している。

　現場代理人を務める新谷建設(株)の利波寛之氏が工事内容や作業工程などを説明しながら生徒を案内。利波氏は「外観は大雪山、内部天井の木目は旭川家具をイメージしているなど、しっかりと工夫して施工している。こうした部分もじっくりとみてもらえれば」と話した。

　生徒は、オープン前の空港内部を興味深そうに見学。現場の雰囲気を味わい、将来の進路選択の参考とした。

(学校 2018-10-24付)