えんべつマルシェきょう開設―遠別農業高　生産品をネットで販売　デジタル人材育成の一環

（学校 2018-11-01付）

　【留萌発】遠別農業高校（佐藤裕二校長）は、自校で生産した特産物などを商品として実際に販売するネットショップサイト「えんべつマルシェ　遠別農業高校コーナー」を、きょう一日に開設する。本年度からヤフー㈱などの民間のＩＴ企業等と連携して取り組んでいるデジタル人材育成プログラムの一環。同校で生産された特産物などを販売することでインターネットのビジネス活用などについて学ぶ。

　道とヤフーは二十六年九月、道政情報等の発信やデジタル人材の育成などに協働で取り組むため、包括連携協定を締結。北海道の活性化に向け、相互に連携・協力しながら、協働事業に取り組んでいる。

　本年度から同校において実施しているデジタル人材育成プログラムは、電子商取引（ｅコマース）の手法を用いて、地域の魅力を道内外に向けて発信するスキルを学び、本道の将来を担う人材を育成することが目的。

　マーケティング基礎学習やネットショップサイトの作成、広告の基礎学習、インターネット広告の基礎学習・掲載などを学ぶとともに、オンラインプログラムなどで学習を進めてきた。

　今回、同校生徒が学習したマーケティングの知識やインターネットでの集客手法を生かし、同校で生産された特産物などを商品として実際に販売するネットショップサイト「えんべつマルシェ　遠別農業高校コーナー」を開設。

　開設日は、きょう一日とし、主に「もち米ラム肉セット」「“北の小さな幸せ”えんのう詰め合わせセット」などの商品のほか、「おいしさがぎゅっとつまった遠別コロッケ」など、地元遠別町の特産品を掲載する。

　サイトのＵＲＬは、ｈｔｔｐｓ：／／ｓｔｏｒｅ.ｓｈｏｐｐｉｎｇ.ｙａｈｏｏ.ｃｏ.ｊｐ／ｅｍｂｅｔｓｕ－ｍａｒｃｈｅ／

　なお、十二月七日には同校で、プログラムにおける成果発表会を開催する予定。

(学校 2018-11-01付)