深川西高開校８０周年記念式典　関係者が節目を祝う　生徒コーラスや寄席の鑑賞など

（学校 2018-11-02付）

全校生徒のコーラスで開校８０周年を祝福した

　【岩見沢発】深川西高校（阿部穣校長）の開校八十周年記念式典が十月二十日、同校体育館で執り行われた。全校生徒のほか、同窓生やＰＴＡ、新旧教職員、教育関係者合わせて約五百人が出席。生徒によるコーラスを行うなど、全員で節目の年を祝った。

　同校は昭和十三年、北空知十一町村民の長年の強い要望と、故・宇佐見常次郎氏の篤志によって北空知中学校として開校。当時の深川小学校二教室を借用し授業が開始された。

　以来、道庁立深川中学校、道立深川高校、深川西高校と校名変更するなど、幾多の変遷を経て現在に至っている。「質実剛健」「自主自立」の精神のもと、送り出した卒業生は一万六千人を超え、深川市内をはじめ全道・全国各地で幅広い分野にわたって活躍している。

　式典では、阿部校長の式辞、渡邊一義実行委員長のあいさつに続き、道教委の山本伸弘委員や山下貴史深川市長が祝辞。式の終わりには、前生徒会長の山田瑠架さんが生徒を代表して言葉を述べた。

　このあと全校生徒でコーラスを実施。静粛の中、張りのある歌声を披露した。また、学校寄席を鑑賞するなど、参加者は和やかな時間を過ごしながら祝福のムードを分かち合った。

(学校 2018-11-02付)