【平成３１年を迎えて　教育研究団体に聞く】北海道算数数学教育会　相馬一彦会長

（関係団体 2019-01-08付）

　謹んで新年のお慶びを申し上げます。皆様には、日ごろから北海道算数数学教育会（北数教）の教育研究活動にご理解とご協力をいただいておりますことに厚くお礼申し上げます。

　北数教は、北海道の算数数学教育の振興を図ることを目的として、小学校、中学校、高校の三部会が同じ研究主題のもと、理論的・実践的な教育と研究を続けています。

　最も大きな事業は、北海道を五つのブロックに分けて輪番制で毎年開催している全道大会です。

　北海道教育委員会はじめ、教育関係諸機関、諸団体のご後援をいただき、昨年は、第七十三回全道大会を札幌市で開催しました。小中高それぞれで行われた公開授業と領域別分科会での研究発表を通して、その成果が北海道各地に発信されました。

　ことしは、第七十四回後志・小樽大会が小樽市を会場に開催されます。「未来社会を切り拓く力を育む算数・数学教育の探究―主体的・対話的で深い学びの実践を通して」という新しい研究主題での、はじめての大会になります。これからの算数・数学教育の在り方について、講習会や公開授業、研究発表などを通して検討し、確認する機会になることと思います。多くの皆様のご参加をお待ちしております。

　なお、来年の第７５回全道大会は、札幌市を会場に開催する予定で準備を進めています。

▼新年の事業計画

▽第７４回北海道算数数学教育研究大会（後志・小樽大会）

・期日＝１０月２４日（木）～２６日（土）

・会場＝小樽市立花園小学校、小樽市立菁園中学校、小樽桜陽高校、小樽市民会館

▽各部会（小学校、中学校、高校）ごとの授業研究会、講習会等

▼事務局＝札幌市立緑丘小学校（事務局長―村元秀之校長）

(関係団体 2019-01-08付)