【平成３１年を迎えて　教育研究団体に聞く】北海道特別支援学級設置学校長協会　三谷和会長

（関係団体 2019-01-11付）

　平成三十一年の新春を迎え、謹んでお喜びを申し上げます。また、皆様には平素より本協会の活動に際しまして、温かいご理解とご支援を賜り、心より感謝申し上げます。

　本協会は、全道の小中学校の特別支援学級を設置する学校の校長約一千四百人が会員となり活動をしています。「一人一人の教育的ニーズに応え、豊かに生きる力をはぐくむ特別支援教育の推進と充実」を目指し、校長という立場から特別支援学級や通級指導教室で学ぶ児童生徒はもとより、通常の学級で学ぶ児童生徒にとっても、安心して充実した学校生活を過ごすことができる学校経営やリーダーシップの在り方について研究を深めています。

　さて、移行期に入りました新学習指導要領においては、特別支援教育に関する教育課程編成の基本的な考え方や「学びの過程における困難さに対する指導の工夫」が例示されるなど、これまで以上に特別支援教育の推進と充実が強く求められています。

　このような中、道特協は、特別支援教育にかかわる国や北海道の動向を正しくとらえ、共生社会の形成を見据えた特別支援教育の推進に向けて、研修会や全道経営研究会等の活動を通じて、さらに研鑚を深めてまいります。

　本年も皆様のご理解とご支援を賜りますようよろしくお願い申し上げます。

▼新年度の主な事業計画

▽総会・研修会

・期日＝５月１７日（金）

・会場＝札幌サンプラザ

▽道特協・札特協「合同研修会」

▽第１回副会長研修会

・期日＝８月３０日（金）

・会場＝道立特別支援教育センター

▽道特協経営研究会オホーツク大会

・期日＝１０月３１日（木）～１１月１日（金）

・会場＝ホテル黒部・北見芸術文化ホール

▽第２回副会長研修会

・期日＝２０２０年３月６日（金）

・会場＝札幌サンプラザ

▼事務局＝札幌市立新川中央小学校（理事長―三戸奉幸校長）

(関係団体 2019-01-11付)