【平成３１年を迎えて　教育研究団体に聞く】北海道特別支援学級教育研究連盟　池田哲也理事長　

（関係団体 2019-01-11付）

　謹んで新春のお慶びを申し上げます。また、皆様には平素より本連盟の活動に対しまして、ご理解とご支援を賜り、心よりお礼申し上げます。

　昨年は、第六十六回北海道特別支援学級教育研究連盟全道大会（宗谷・稚内大会）を北海道情緒障害教育研究会と合同開催いたしました。急遽開催地が変更になったにもかかわらず、対応いただき無事大会を開催できたことに、大会地の役員、事務局員の皆様に衷心より感謝申し上げます。今大会では稚内市を会場に、優れた授業実践の公開と、全道各地からいただいた提言をもとに、課題別の四分科会で特別支援学級教育の課題について討議を深めることができました。大会地のご尽力により、多くの皆様の参加が得られたことに感謝いたします。

　本連盟は昭和二十七年の創立以来六十六年間、特別支援学級に学ぶ児童生徒が共生社会にたくましく参画できることを願い、特別支援学級教育の研究を進めています。また、共生社会を実現するため、インクルーシブ教育システムを支える特別支援学級の役割をより確かにすることを目指しています。本年度より本連盟の研究テーマを「未来をたくましく生きる力の育成」（仮）とし、新学習指導要領における教科学習の重要性や特別支援学級教育に関する新たな課題について四分科会を展開し、特別支援学級教育の課題解決に向け取り組んでいます。

　本年度は、二年次研究として取り組みます。新学習指導要領の理念を体現する新研究となるよう、しっかりと取り組んでいく所存です。今後とも本連盟へのご理解とご支援を賜りますようお願い申し上げます。

▼新年の事業

▽新年度総会　

・期日＝２月２３日（土）

▽第６７回北海道特別支援学級教育研究連盟全道大会後志大会

・期日＝９月１３日（金）～１４日（土）

▽大会研究集録発行＝３２年２月

▼事務局＝札幌市立藤野南小学校（事務局長―木村裕昭教諭）

(関係団体 2019-01-11付)