【平成３１年を迎えて　教育研究団体に聞く】北海道技術・家庭科教育研究会　岩本正美会長　

（関係団体 2019-01-11付）

　平成最後となる三十一年の新春を迎え、謹んで年頭のごあいさつを申し上げます。また、平素より本研究会の活動に深いご理解とご支援をいただいておりますことに深くお礼申し上げます。

　本会は、研究主題を「社会にいきる技術・家庭科教育」として研究を進めております。今後、持続可能な社会を構築することを目指すため、子どもたちに「自分」の生活と言う視点から「共に生きる」生活という視点、すなわち学んだことを社会で役立て、より生活しやすい社会を創るという視点を大切にする思いを込めています。

　昨年、札幌市において第七十回北海道技術・家庭科教育研究大会釧路大会を開催いたしました。大会では副主題を「主体的に生活を創造する生徒の育成」とし、日常の生活の中から課題を把握し、生徒自らが主体的・能動的に課題の解決に向けて探求し、その成果を生活に役立てることで、主体的に生活を創造していく生徒の育成を目指しました。

　当日は、午前中に市内二会場で授業と分科会を行い、午後からは全体会と課題別分科会、文部科学省の教科調査官による指導講評を行い、実りある大会となりました。

　本年は、第七十一回北海道地区の研究大会を札幌市において開催いたします。釧路大会の研究テーマを引き続き継続し、さらに実りある研究を積んでまいりたいと思います。

▼新年度の事業計画

▽３１年度理事会総会・研修会

・期日＝１０月１０日（木）

▽第７１回北海道技術・家庭科教育研究大会札幌大会

・期日＝１０月１１日（金）

・会場＝未定

▼事務局＝札幌市立北都中学校（事務局長―髙橋正幸教諭）

(関係団体 2019-01-11付)