小樽市の３１年度予算案　教育費４割増、２９億円　幸小校舎改造等で大幅増に

（市町村 2019-02-18付）

　【小樽発】小樽市は十三日、三十一年度予算案を発表した。一般会計は前年度当初比三・八％増の五百七十二億百三十万円。教育費は四二・二％増の二十八億九千四十一万円となった。

　幸小学校屋体の耐震補強、校舎および屋体の大規模改造に七憶二百七十四万円、重要文化財旧日本郵船㈱小樽支店の保存修理に一億四千六百八十四万円を計上した。

　新規事業をみると、銭函中学校のトイレ洋式化に五千六百五十万円、教育用のパソコン整備費に小学校分として一千九十五万円、中学校分として三百三十九万円を計上した。

　教育関連の主な事業はつぎのとおり（金額単位・万円）。

▽教育支援センター関係経費＝七五〇

▽小学校英語教育推進＝一五〇

▽嘱託報酬・部活動指導員（新規）＝二〇一

▽教育用パソコン整備・小学校（新規）＝一、〇九五

▽教育用パソコン整備・中学校（新規）＝三三九

▽ＩＣＴ教育促進＝三四〇

▽学校図書館整備・小学校＝一、〇二四

▽学校図書館整備・中学校＝六七一

▽ふるさとキャリア教育推進（新規）＝六〇

▽市民俗芸能伝承事業＝二五

▽「小樽の歴史」作成経費＝一七〇

▽教育支援活動推進＝二〇〇

▽「樽っ子学校サポート」関係経費＝三〇

▽校舎等耐震補強等・幸小＝七〇、二七四―校舎・屋体の耐震補強・大規模改造

▽校舎等耐震診断経費（新規）＝一、一〇〇―塩谷小校舎・桂岡小屋体の耐震診断

▽文化祭実行委員会補助金＝一〇〇

▽特別展開催経費・文学館費＝二〇―没後50年伊藤整全資料展

▽施設改修・美術館費（新規）＝一、五〇〇―美術館二階展示室の照明更新

▽重要文化財旧小樽郵船＝小樽支店保存修理＝一四、六八四

▽手宮公園競技場整備＝六九三

▽トイレ改修・銭函中＝五、六五〇―洋式化

(市町村 2019-02-18付)