道教組が第３２回定期大会開く　長時間過密労働解消を　組織拡大・強化し運動発展

（関係団体 2019-03-19付）

３～5月の重要課題の取組などを決めた

　道教組（川村安浩執行委員長）は九・十日、札幌市内の道高校教職員センターで第三十二回定期大会を開いた。「北海道の子どもたちが学ぶ喜びを、教職員が誇りと生きがいのもてる、いきいきとした学校・職場づくりを目指す」などとする二〇一九年度運動方針を決定。新たに実施した集中討論では「道教組の組織拡大・強化、今後の道教組運動発展に向けて」「教職員の長時間過密化解消の取組」などをテーマに意見を交わした。

　川村執行委員長があいさつ。「子どもが主人公となる学校づくり」のため、教員の働き方改革を緊急の課題とし、これまで学校づくりの基本としていた保護者や地域住民などとの合意形成の重要性を指摘。「様々なレベルで合意を重ねる努力が、子どもが主人公の学校づくり、教職員の生活と権利を守ることにもつながる」と呼びかけた。

　議事に入り、「北海道の子どもたちが学ぶ喜びを、教職員が誇りと生きがいのもてる、いきいきとした学校・職場づくりを目指す」「父母・住民、教職員・教育関係者が教育の一致点にもとづく共同の運動を広げる」などを重点とする二〇一九年度運動方針を決定。

　三～五月の重点課題では、①長時間過密労働解消の取組を職場・地域から進める②教育活動・教育条件整備を求めて「えがお署名」を職場・地域で広げる③春の組合・共済加入促進大運動で大きく前進する―などを掲げた

　今回新たに実施した運動方針に対する集中討論では、「道教組の組織拡大・強化、今後の道教組運動発展に向けて」「教職員の長時間過密化解消の取組」などをテーマに意見を交換した。

(関係団体 2019-03-19付)