９事業で学習機会提供　道生涯学習協会２０１９年度計画

（関係団体 2019-04-05付）

　道生涯学習協会（宇田川洋会長）は、2019年度事業計画をまとめた。かでる講座事業や道民カレッジ事業など全9事業を用意。広く道民への学習機会の提供、学習活動を支援する。

　事業計画の概要はつぎのとおり。

▼生きがいづくり生涯学習促進事業

　国際化・高齢化・情報化など、社会の変化に対応し、生涯にわたって生きがいのある人生を送るために、「生きることは学ぶこと」の視点から、道民への学習の機会を提供。「人生を共に豊かに過ごすために」をテーマに講演や実技、演習等をもとに、実施市町村の計画する内容を支援する。

▼かでる講座事業

　道民の学習のニーズや今日的課題に焦点を絞った講座を開設し、道民への学習機会を提供。連携開催を希望する市町村にＩＣＴ機器を使用した遠隔学習を実施する。

▼ほっかいどう生涯学習ネットワークカレッジ（道民カレッジ）事業

　学習ニーズの多様化、高度化に対応するため、道民すべてを対象に、産学官が連携して総合的な学習機会を提供するとともに、自立した北海道の創造に寄与する人材を育成し、生涯学習のネットワークを図る。

　また、ジュニアコースの学びを通して、次代を担う子どもたちの生きる力の育成を図る。

▼「道民カレッジ」インターネット講座支援事業

　道民カレッジの主催講座である「ほっかいどう学インターネット講座」「地域活動インターネット講座」のレポートの作成を支援する学習会を開催し、広く道民の学習活動を支援する。

▼「道民カレッジ」ボランティア活動支援事業

　道民カレッジの充実と推進を図るため、道民カレッジボランティアによる自主的・自発的な活動を支援するとともに、全道4圏域間の情報交流や称号取得者の技能等の向上を図る。

▼学習成果実践事業

　道内各地で学習している道民が、学んだ成果を活用して自ら講座を企画・実施し、地域づくりを担う実践力を育成する。

　また、顕著な功績が認められる実践者などを表彰する。

▼広報誌発行事業

　会員および生涯学習関係機関・団体などに広報誌を通して情報を提供し、生涯学習の振興に寄与する。

▼生涯学習情報資料の展示・提供事業（情報交流広場管理事業）

　生涯学習に関する図書・資料・リーフレットなどを展示・提供するとともに、道内市町村や団体の生涯学習の取組や成果等を広く紹介する。

▼視聴覚教材貸出事業

　生涯学習活動の振興を図るため、道教委保有の視聴覚教材を官公庁、学校、社会教育関係団体などに貸出しする。

(関係団体 2019-04-05付)