旭川市中学校長会が総会・研修会　信頼される教育を創造　役員改選　伊東会長再任

（関係団体 2019-04-11付）

伊東会長は、旭川市の実態に立脚した教育の推進を誓った

　【旭川発】旭川市中学校長会は8日、市内の上川教育研修センターで31年度総会・研修会を開いた。会員28人が出席し、31年度の運営方針や事業計画などについて審議。8月7日市内の大雪クリスタルホールと神楽公民館を会場に開催される上川管内公立小・中学校長教育研究大会の運営に取り組むことなどを確認した。役員改選を行い、伊東義晃会長を再任した。

　開会式のあと、事務局担当者などが30年度の業務を報告。30年に立ち上げた学校力向上プロジェト「チームＧ」の活動と、部活動の在り方検討プロジェクト「チームＢ」の活動を通して、全市中学校で共通認識を図られたことなどを成果として報告した。

　続いて、31年度運営方針や事業計画などついて審議。

　31年度は、基本理念「信頼される中学校教育の創造」、基本姿勢「知恵を結集し、さらに、前へ」のもと、重点に①創造と活力ある学校づくりの推進②信頼される開かれた学校づくりの推進③生徒指導上の諸問題の解決④校長の資質・能力の向上⑤関係教育機関・団体との連携・組織強化―の5点を掲げ、活動を推進していくこととした。

　また、研究部・厚生部・広報部などの各担当者が業務計画を説明。うち、研究部からは、6月10日に上川教育研修センターで6月研修会、来年2月3日に2月研修会を開催することを報告。

　このほか、8月7日に大雪クリスタルホールと神楽公民館で開催される上川管内公立小・中学校長教育研究大会の運営・参加などを盛り込んだ。

　役員改選では、伊東会長を再任したほか、新たに永山中の南祐一校長を副会長に選任した。

　伊東会長は「旭川市における中学校教育の意義とその役割の重要性を深く認識し、これまでの学校経営を内省し、旭川市の実態に立脚した“信頼される中学校教育の創造”に努めていく」と抱負を語った。

　本年度の役員はつぎのとおり。＝敬称略＝

▽会長＝伊東義晃（中央中）

▽副会長＝菅原整（明星中）、南裕一（永山中・新）

▽事務局長＝田中義彦（旭川中）

(関係団体 2019-04-11付)