石特協が研究協議会・総会開く 10月17日に研究大会 校長自ら積極的研修を(関係団体 2019-05-08付)
再任された村山会長
石狩管内特別支援学級設置学校長協会(=石特協)は4月25日、北広島市内の石狩教育研修センターで本年度の研究協議会・総会を開いた。会員約80人が参加し、10月の石狩管内特別支援教育経営研究大会の開催など本年度活動計画を決定。役員改選では、石狩市立南線小学校の村山浩校長を会長に再任した。
研究協議会の冒頭、村山会長があいさつ。
教育的ニーズに合った指導が校内で柔軟に行われるための鍵として「障がいのある児童生徒をどう理解し支援するか、という一つ一つの実践の積み上げ」を挙げた。
その上で「特別支援教育推進の責任者である校長自らが、積極的に研修を行うことが不可欠」と強調。「子どもたちの可能性を最大限に伸ばす特別支援教育を充実させるために、さらなる前進を目指していく」との考えを示した。
続いて、札幌学院大学心理学部臨床心理学科の山本彩教授が「障がいがある子どもと、その家族への支援」と題し講話。発達特性と支援について、「脳のタイプの違いに応じた学びを保証する」「何のための支援かよく考える」「支援の縦横連携をつなぐ」の3つのキーワードを示した。
また、年齢段階ごとの支援の実際について紹介。人が変わっても残り続けるシステムやツールづくりを呼びかけた。
総会に移り、前年度の各部活動報告、会計決算報告などを承認。
本年度活動方針として「校長自らがリーダーシップを発揮するための研修の充実を図ること」「特別支援学校や関係機関と連携協力し、個別の指導計画や個別の教育支援計画に基づく指導や支援の充実を図ること」「障がいのある児童生徒と障がいのない児童生徒との交流および共同学習の充実を図ること」などを掲げ、10月17日に石狩教育研修センターで石狩管内特別支援教育経営研究大会を開くことなどを決定した。
役員改選では、石狩市立南線小の村山校長を会長に再任した。
本年度の役員はつぎのとおり。=敬称略=
▽会長=村山浩(石狩市立南線小)
▽副会長=松井卓(江別市立上江別小・新)、菅原聡(北広島市立大曲東小・新)、谷口みどり(恵庭市立恵み野小・新)
▽事務局長=赤沼宏樹(千歳市立北進小中)
▽事務局次長=木谷金吾(新篠津村立新篠津小・新)
(関係団体 2019-05-08付)
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