石狩管内女性管理職会が総会等　新会長に宮崎校長選任　働き方改革などで講話も

（関係団体 2019-05-08付）

宮崎智子新会長

　石狩管内公立小・中学校女性管理職会は４月２３日、北広島市内の石狩教育研修センターで本年度春季研修会および総会を開いた。本年度の活動方針や会計予算などを決定。役員改選では、新会長に江別市立大麻東小学校の宮崎智子校長を選任した。

　春季研修会では冒頭、加藤理恵会長があいさつ。目まぐるしく変化する今の時代において、常に地域の情報を収集し学校に生かすことの重要性にふれた。その上で、校長や教頭がもつ役割を果たし「気概をもって日々の仕事を」と呼びかけた。

　続いて、来賓の石狩管内公立小・中学校長会の松井卓副会長が「先生方を育てるには？」と題して講話。実践的指導力や経営的力量のみならず、教育者としての姿勢や意識、社会人としてのマナーや態度を育てることの大切さを説いた。

　「上司である我々の指導なくして先生方の行動改善は期待できない」とし、職員集団の様子から身に付けられる環境をつくることの必要性を強調。「管内すべての先生方が人間性や社会人としての力を一層高められるよう、心を強くもって指導の手を止めず頑張っていきたい」と述べた。

　つぎに、石狩管内公立小・中学校教頭会の後藤章夫会長が「学校における働き方改革の取組」について講話。管内各校の状況や企業における事例を紹介した上で「働き方改革の目標は、教員が資質向上を果たすことで子どもたちへの効果的な教育活動につなげること」とし「様々な関係機関と連携をとり、支え合いながら学び続ける組織でありたい」と述べた。

　総会では、前年度経過報告や会務報告、各部活動報告などを承認したほか、本年度の活動方針や活動内容、会計予算などについて審議。

　役員改選では、新会長に江別市立大麻東小の宮崎校長を選任した。

　本年度役員はつぎのとおり。＝敬称略＝

▽会長＝宮崎智子（江別市立大麻東小校長・新）

▽副会長＝谷口みどり（恵庭市立恵み野小校長・新）、竹島美智代（石狩市立緑苑台小校長・新）、藤村哲子（恵庭市立恵み野中教頭）

▽代表監査＝加藤理恵（江別市立中央小校長・新）

▽監査＝安部由里香（江別市立野幌若葉小教頭・新）

▽事務局長＝橋本由美（江別市立野幌小校長・新）

▽事務局次長＝設楽真奈美（江別市立江別太小教頭）、加藤紀子（石狩市立花川小教頭・新）

(関係団体 2019-05-08付)