札幌市教委が概要発表　市立高２年度入選学校裁量

（市町村 2019-06-17付）

札幌市立高校入選　学校裁量の実施予定（クリックすると拡大表示されます）

　札幌市立高校の２年度入学者選抜概要を見ると、全日制では６校７学科で推薦入試を実施。面接以外の実施項目では、市立札幌旭丘高普通科や市立札幌清田高普通科普通コースとグローバルコースで英語の聞き取りテストを取り入れる。

　自己アピール文の提出は、市立札幌藻岩高普通科、市立札幌平岸高普通科デザインアートコース、市立札幌清田高普通科普通コースとグローバルコース、市立札幌新川高普通科で採用する。

　このほか、市立札幌旭丘高普通科や市立札幌清田高普通科普通コースとグローバルコースで適性検査、市立札幌平岸高普通科デザインアートコースで実技、市立札幌清田高普通科グローバルコースで英語による問答を行う。

　定時制の市立札幌大通高の自己推薦入試では、面接以外に自己推薦書の提出と作文を取り入れ、午前部３０人程度、午後部３０人程度、夜間部５０人程度の入学枠を設けた。

　一般入学者選抜における知識・技能等を活用する力を重視した学校裁量問題は５校７学科で導入する。学力検査で傾斜配点を採用する学校は清田高普通科グローバルコースの１校。英語の配点を２倍とする。

　また、複数尺度による選抜で重視する項目を変更した高校はない。

(市町村 2019-06-17付)