苫小牧総合経済高創立３０周年　自らを鼓舞し努力を　記念式典・セレモニー開く

（学校 2019-11-12付）

　【室蘭発】苫小牧総合経済高校（宮津尚美校長）の創立３０周年記念式典・記念セレモニーが、１０月中旬に、苫小牧市内のグランドホテルニュー王子で挙行された。在校生、現旧職員など合わせて約６００人が出席。節目の年を祝うとともに、今後のさらなる発展を誓い合った。

　同校は平成２年、国際化・高度情報化・サービス経済化の進展する社会に対応できる新しい商業高校として開校。情報処理科・流通経済科・国際経済科の３学科からなり、校名には、名実共に地域社会の産業経済界の期待に応え得る学校との意味を込めた。

　式典には、来賓として胆振教育局の佐野秀樹局長、苫小牧市の佐藤裕副市長、苫小牧市教委の五十嵐充教育長が出席した。

　式辞に立った宮津校長は、生徒に対し「諸先輩方が築いてきた良き伝統を継承するとともに、自己を高める機会としてほしい」と呼びかけ、「一人ひとりが夢に向かって、うまくいかないときでもあきらめず、自らを鼓舞し努力をする限り、苫小牧総合経済高校は輝き続ける」と述べた。

　続いて、創立３０周年記念事業協賛会の堀啓一会長、佐野局長、佐藤副市長があいさつした。

　在校生を代表してあいさつした森田はなびさん（２年）は、「先輩の伝統を受け継ぎ、現生徒が支え合い、社会に貢献できる人間として輝かしい未来を築いていきたい」と述べた。

　このあと、(有)ラッキーピエログループの王一郎会長が「願望達成の成功法則」と題し講話。節目の年を迎え、同校の一層の発展に向けて決意を新たにした。

(学校 2019-11-12付)