【令和２年を迎えて　教育研究団体に聞く】　北海道学校教育相談研究会　岡田知之会長

（関係団体 2020-01-09付）

　謹んで新春のお慶びを申し上げます。平素より本研究会の活動に対し、温かいご理解とご支援を賜り厚くお礼を申し上げます。

　本研究会は昭和４７年設立総会と第１回研究大会を開催して以来、ことしで４９年目、約半世紀を迎える小・中・高校が一体となった研究組織です。

　創立以来、「専門家の力は大きな力であるが、専門家よりも、日々子どもを指導・支援している教師の方が、児童生徒の健全な成長発達に大きな力をもっている」という一つの考えがあります。「教師の仕事の中に教育相談の考え方、技術・態度をどのように生かすか」ということに焦点を当てて実践的に研究することに本研究会の独自性と存在意義がある、という意味だと思っています。

　そのため、昨年より、本研究会の原点に立ち返り、より現在の教育課題に対応できる研究体制に変えてきました。

　そのような中、昨年の８月５日には、札幌サンプラザにて第４８回全道大会を盛会裏に開催することができました。年２回の研修会も大変好評でした。

　本年も、すべての児童生徒・保護者・教師が、よりよく毎日を過ごしていくことができるように的確な児童生徒理解研修やスキルアップ研修、事例検討研修、学校運営研修などを進めていく所存であります。

▼新年度の事業計画

▽総会・第１回研修会

・期日＝４月１８日（土）

・会場＝札幌市立澄川小学校

▽第２・３・４回研修会（期日・会場未定）

▼事務局＝札幌市立南月寒小学校（事務局長―山下公司教諭）

(関係団体 2020-01-09付)