【令和２年を迎えて　教育研究団体に聞く】　北海道特別支援学級教育研究連盟　池田哲也理事長

（関係団体 2020-01-09付）

　謹んで新春のお慶びを申し上げます。また、皆様には平素より本連盟の活動に対し、ご理解とご支援を賜り心よりお礼申し上げます。

　昨年は、第６７回北海道特別支援学級教育研究連盟全道大会（後志・岩内大会）を開催いたしました。今大会は岩内町を主会場に、研究主題「未来をたくましく生きる力の育成」をもとに、新学習指導要領の趣旨を押さえた授業づくり（生活単元学習・道徳）と特別支援教育の諸課題（自立活動・不登校）について研鑚を深めてまいりました。優れた授業実践の公開と、全道各地からいただいた提言をもとに、課題別の４分科会で特別支援学級教育の課題について討議を行い、実りある大会となりました。大会地のご尽力によって、多くの皆様の参加が得られたことに感謝いたします。

　本連盟は昭和２７年の創立以来６７年間、特別支援学級に学ぶ児童生徒の能力や可能性を最大限に伸ばし、共生社会にたくましく参画できることを願い、特別支援学級教育の研究を進めています。また、共生社会を実現するため、インクルーシブ教育システムを支える特別支援学級の役割をより確かにすることを目指しています。

　これからも、特別支援学級を担当する教諭の資質の向上を図るために新学習指導要領の理念を体現する研究を進め、全道特別支援学級の教育のより一層の充実に努めていく所存です。

　今後とも本連盟へのご理解とご支援を賜りますようお願い申し上げます。

▼新年の事業

▽新年度総会　

・日時＝２月２９日（土）

▽第６８回北海道特別支援学級教育研究連盟全道大会（根室大会）

・期日＝１０月２日（金）～３日（土）

▽大会研究集録発行＝２月

▼事務局＝札幌市立藤野南小学校（事務局長―木村裕昭教諭）

(関係団体 2020-01-09付)