富良野市の２年度予算案　義務教育学校整備へ　教育費１.１％増　５.６億円

（市町村 2020-02-14付）

　【旭川発】富良野市は１０日、令和２年度予算案を公表した。一般会計は前年度当初比１２・５％増の１４１億９５００万円。教育費は、１・１％増の５億６０８４万円となった。

　第５次総合計画の最終年度として、富良野市まち・ひと・しごと創生総合戦略に掲げる目標ごとに主要事業を整理した。

　教育費にかかる新規事業をみると、樹海義務教育学校整備に９８４万円を計上した。

　また、富良野小学校長寿命化改修事業に６００万円を措置。さらに、幼児教育・保育の無償事業８１９万円を充てている。

　教育関連の主要事業はつぎのとおり。

▼次代を担う子どもたちをみんなではぐくむまちづくり

▽子ども医療給付＝５６４７万円

▽ファミリーサポートセンター＝３２８万円

▽子ども子育て支援給付＝３憶４２７１万円

▽子育てのための施設等利用給付（新規）＝１２２１万円

　市の確認を受けた幼児期の教育と保育を行う施設の利用負担の軽減を図る。

▽幼児教育・保育の無償化（新規）＝８１９万円

　子育て世代の利用負担を軽減するための手続きの円滑化を図る。

▽樹海義務教育学校整備（新規）＝９８４万円

　樹海地域の少子化に伴って、教室と管理諸室の整備設計を行う。

▽富良野小長寿命化改修（新規）＝６００万円

　教育環境の充実と長寿命化を図るため、設計を行う。

▽ふらのまちづくり未来ラボ推進＝２０５万円

▽森林学習プログラム推進＝４０３万円

▼やさしさと生きがいが実感できるまちづくり

▽各種スポーツ競技大会補助金＝４８万円

(市町村 2020-02-14付)