士別市が２年度予算案発表　台湾との教育交流など　教育費は１１・９億円に

（市町村 2020-02-17付）

　【旭川発】士別市は１３日、令和２年度予算案を発表した。一般会計は前年度当初比１２・５％増の１６４億５７２５万円。うち、教育費は７・５％減の１１億８９６８万円となった。

　２年度の予算編成は、市まちづくり総合計画に掲げる「健やかで豊かな心育むまちづくり」などの基本目標に沿って整理された。

　教育関連の主な事業をみると、２０２０年東京オリンピック・パラリンピック競技大会の開催年であることから、スポーツ合宿推進事業に１３４６万円を計上。また、台湾との文化交流や教育交流などを図るホストタウン推進に７１万円などを充てている。

　教育関連の主要事業はつぎのとおり。

▼健やかで豊かな心育むまちづくり

▽幼児教育・保育無償化事務＝４３４万円

▽特別保育推進＝６０万円

▽乳幼児等医療費給付＝５６１９万円

▽予防接種＝３０４５万円

▽特別支援教育就学＝２９７１万円

▽学習振興事業費＝３２５３万円

▽遠距離等通学助成＝４６２３万円

▽学校・家庭・地域連携協力推進＝５３１万円

▽こども夢トーク推進＝４万円

▽子ども議会開催＝１８万円

▽士別まちづくり塾＝４３万円

▽高齢者大学推進＝１４９万円

▽北海道日本ハムファイターズ連携＝９９万円

　キッズサマーキャンプの実施や８月１２日開催予定のイースタン・リーグに向けた取組を推進。

▼魅力と活気あふれるまちづくり

▽ホストタウン推進＝７１万円

　台湾との文化交流・教育交流など、幅広い取組を推進。

▽「合宿の里士別」ステップアッププラン＝１３８万円

　オリンピックマラソン競技応援など。

▽スポーツ合宿推進＝１３４６万円

▽スポーツイベント開催＝１４２５万円

▼市民の力で未来へ歩むまちづくり

▽国際交流・地域間交流＝３２９万円

▽みよし市・川内村小学生交流＝１４２万円

▽姉妹都市職員派遣研修（新規）＝１５１万円

(市町村 2020-02-17付)