北広島市教委　３年１１月　小中一貫サミット　３中学校区で公開授業　実行委立ち上げ研究推進

（市町村 2020-02-13付）

　北広島市教委は、令和３年１１月に同市で開催される小中一貫教育全国サミットに向け、実行委員会を立ち上げる。東部中学校区、西部中学校区、広葉中学校区の３中学校区７校の公開授業実施に向けた取組の充実とサミットの円滑な運営に向けた取組を推進。全国に市の特色ある教育活動を広めるとともに、義務教育９年間の連続した学びを保証する小中一貫教育の充実を図るため、各校における研究を進める。

　サミットは、小中一貫教育全国連絡協議会と市教委、実行委員会の共催で、小中一貫教育の研究および具体化を図り、義務教育の質の向上を目指すもの。

　平成３０年度に市内すべての中学校区で小中一貫教育を一斉に導入した同市は、令和３年度のサミット開催市として決定。道内での開催は初めてで、１３００～１５００人程度の参加人数が想定されている。

　開催時期は、３年１１月中旬の金、土曜日の２日間。初日に授業公開、研究協議を行い、２日目に全体会、分科会を行う。授業公開校は東部中学校区、西部中学校区、広葉中学校区の３中学校区７校が予定されている。

　公開授業の実施に向けた取組の充実と全国サミットの円滑な運営を図るため、実行委員会を設置。２年度予算案に実行委員会への交付金を措置。講師謝礼やバス借上、２年度に福岡県飯塚市で開催されるサミットへの派遣旅費などに利用される。

　来年度はじめに、校長会、教頭会、広教研、市教委などで構成する実行委員会を立ち上げ、年内には全体会・分科会の内容や授業公開の運営などについて決定。

　また、小中一貫・小小連携の実践や効果の検証などによって研究を推進し、１１月前後には各校でプレ研究会を行う。

(市町村 2020-02-13付)