４月開校・石狩八幡小　夢や志かなえる力育成　石狩市教委が経営基本方針

（市町村 2020-02-17付）

　石狩市教委は、石狩小学校と八幡小学校を統合し、ことし４月に開校する石狩八幡小学校の学校経営基本方針を決定した。学校教育目標に「ふるさとを愛し　夢や志を抱き　心豊かでたくましく生きる子の育成」を設定。令和２年度経営の重点に「夢や志をかなえる力を身に付けさせるための児童の実態と地域の実情の把握」を据えた。「新たな出会いの中で生き生きと学び合い高め合う子どもの育成」による仲間づくりを最重点とし、道徳教育の充実によるいじめのない学校などを目指す。

　開校スローガンは「統合新設校の使命～期待と信頼　創造と協働」。２～３年度を基礎期、４年度を改善期、５年度以降を充実期と設定した。

　学校教育目標は「ふるさとを愛し　夢や志を抱き　心豊かでたくましく生きる子の育成」。

　学校経営基本方針に、①子ども・保護者・地域から信頼され調和のある学校づくりの推進②子どもの豊かな自己実現を図る教育の推進③自ら学ぶ考える力を育む教育の推進④豊かな心と健やかな体を培い、社会性を育む教育の推進―の４点を掲げた。

　２年度経営の重点として「夢や志をかなえる力を身に付けさせるための児童の実態と地域の実情の把握」のもと、「新学習指導要領におけるより良い教育課程の編成・実施・評価・改善の推進（志づくり）」「新たな出会いの中で生き生きと学び合い高め合う子どもの育成（仲間づくり）」「授業力の向上を図る研修の重点（授業づくり）」を据えた。

　そのうち、仲間づくりを最重点とし、道徳教育の充実によるいじめのない学校や、児童一人ひとりのニーズに応える特別支援教育などに取り組む。

(市町村 2020-02-17付)