コロナウイルスで札幌市教委通知　１３日まで臨時休業に　全日制入選４日学力検査のみ

（コロナウイルス関連 2020-03-03付）

　札幌市教委は、新型コロナウイルス感染症の影響を受け、２月２８日付で市立小・中学校における臨時休業期間の延長および市立高校における臨時休業について通知を発出した。市立高校などを２日から１３日までを臨時休業としたほか、６日までを臨時休業としていた市立小・中学校、特別支援学校について１３日まで延長した。

　道内における感染流行を鑑み、早期に終息させるため、児童生徒の体力の保持・回復や教職員自らの健康管理を行うとともに、各学校における対策の充実を図ることをねらいに実施したもの。

　市立高校などを２日から１３日までを臨時休業にしたほか、６日まで臨時休業としていた市立小・中学校、特別支援学校についても１３日まで延長した。

　また、２月２９日付で卒業式および公立高校入学者選抜の対応について通知を発出。高校および中等教育学校の卒業式を１日に実施せず、２日午前中の実施とした。出席者については卒業生のみとした。

　公立高校入学者選抜について、全日制課程は「３日の受検場の公開は実施しない」「４日に学力検査のみ実施し、面接は実施しない」「５日の面接等は実施しない」、定時制課程は「３日の受検場の公開は実施しない」「４日に予定どおり面接を実施する。ただし、市立札幌大通高校については、４日に学力検査のみ実施し、５日の面接は実施しない」とした。

　なお、卒業式終了後の２日午後から３日午前にかけ、校舎を消毒する。

(コロナウイルス関連 2020-03-03付)