中札内村２年度予算案　２校に校務支援システム　ＡＬＴを１人増員へ

（市町村 2020-03-04付）

　【帯広発】中札内村は２月２６日、令和２年度予算案を発表した。一般会計は、前年度当初比２３・８％増の５６億６３９０万円。うち、教育費は１・２％増の５億４４２７万円となった。

　新規事業では、中札内小学校と中札内中学校に校務支援システムを導入。出欠管理、成績・通知表の作成などで諸様式の共有化を図る。

継続事業をみると、更別村と共同で設置する指導主事共同設置事業に１３７５万円、少人数指導臨時教員事業に２９０万円、外国語指導助手（ＡＬＴ）の１人増員に８９７万円を充てている。

　教育に関する主な事業はつぎのとおり。

▼衛生費

▽新生児聴覚検査費用助成＝１３万円

▽子育て世代包括支援センター＝６３２万円

▽出産祝い金＝１９０万円

▽インフルエンザ予防接種助成＝５３７万円

▽七色献立プロジェクト＝９７１万円

▼教育費

▽校務支援システム導入＝２６３万円

▽外国語指導助手の配置＝８９７万円―ＡＬＴを１人増員し２人体制とする

▽指導主事の共同設置＝１３７５万円

▽英語検定補助金＝２７万円

▽通学費助成事業補助金＝１２６万円

　経済的理由によって高校に修学することが困難と認められる生徒の保護者に対し、通学費や下宿代の一部を助成。

▽青少年国際交流派遣研修＝５０２万円―米国ハワイ州へ生徒を派遣する

▽コミュニティ・スクール＝１９７万円

▽文化振興奨励＝１０００万円

(市町村 2020-03-04付)