帯広市稲田小がＨＰに公開　児童の不安払拭へ激励　新型肺炎予防　臨時休業対応で

（コロナウイルス関連 2020-03-11付）

担任から児童に向けたメッセージを公開

　【帯広発】帯広市立稲田小学校（伊賀真美校長）は、臨時休業について児童の不安感を軽減するため、５日からホームページに全学年全クラスの担任からの励ましのメッセージを掲載している。教員から子どもたちのためにできることとして提案されたアイデア。ほかにも、メディアの使い方について児童・保護者への注意喚起を促し、休業期間中の児童の生活を支援している。

　同校では、新型コロナウイルス感染症対策にかかわる臨時休業の対応として、子どもたちの不安感の払拭や、生活の乱れを抑制するためのメッセージを、５日からホームページ上で公開している。教員から子どもたちのために学校ができることとして提案されたアイデア。

　①各担任から児童へのメッセージ②スマホ・ケータイ・ネットの健全な利用にかかる呼びかけ―を掲載。①では、全学年全クラスの担任からの児童へのメッセージを公開。児童に対して励ましのメッセージを送ることを通じて、児童の不安感の払拭に努めている。

　また、②では、児童、保護者それぞれに向けた休業中の過ごし方の注意事項を掲載。児童に対して、インターネットやテレビ、ゲームなどのメディアへの依存に警鐘を鳴らすため、家族とルールを設定することや外で遊んだり、家の手伝いをすることなどを推奨。保護者に対しては、「スマホ・ケータイ・ネットの健全な利用のために」と題し、家庭での利用のルールの例や１日の使用時間の目安を掲示するなど、注意を喚起している。

(コロナウイルス関連 2020-03-11付)