健康確認など徹底を　学校再開に当たっての対応　網走市教委

（コロナウイルス関連 2020-04-06付）

　【網走発】網走市教委は、きょう６日からの市立小・中学校の再開に当たって、新型コロナウイルス感染症対策および入学式の対応をまとめた。健康観察シートをもとに教職員が児童生徒の健康状態を確認すること、手洗いや咳エチケット、マスクの着用徹底。新型コロナウイルス感染症の正しい知識や予防に関する指導などをすべての児童生徒に対して行うことを盛り込んでいる。

　学校再開および入学式の対応はつぎのとおり（１日現在）。

▼学校再開に当たっての対応

　毎朝、家庭で検温した結果を記録した健康観察シートによって、登校時に教職員が健康状態を確認する。

　手洗いや咳エチケットを徹底するとともに、校内では飛まつを飛ばさないため、マスクを着用する（市販マスクが入手しづらい状況が続いていることから、保護者には手づくりマスクの作成の協力を要請する。マスクの色柄や素材についての指定はしない）。

　学校においては、こまめな換気や校舎等の消毒を行い、感染予防を行う。

　授業の実施についても、「換気の悪い密閉空間」「多くの人が密集」「近距離での会話や発声」が同時に重なることを徹底的に回避するよう取り組む。

　学校再開後には、新型コロナウイルス感染症に関する正しい知識や予防に関する指導と、新型コロナウイルス感染症を理由としたいじめや偏見などを防止するための指導を、すべての児童生徒に対して行う。

▼入学式の対応

　新入生の保護者の式典への参加は、小学校は２人まで、中学校は１人までとする。

　在校生の式典への参加は取りやめる。

　式次第の内容を精選し、入学式全体の時間を短縮する。

　出席者は必ずマスクを着用する（新入生、保護者ともに）。

　新入生は、当日の朝に必ず検温し、風邪症状のある人は出席を遠慮願う。

　参加者同士が密集、密接しないように配慮する。

(コロナウイルス関連 2020-04-06付)