全庁挙げ感染症対策を　道高教組、道教組等５団体が道教委に

（コロナウイルス関連 2020-04-07付）

　道高教組（尾張聡中央執行委員長）、道教組（川村安浩執行委員長）など５団体は３日、道教委に対して、新型コロナウイルス感染症対策にかかわる学校における教育活動の再開等に関する緊急要請書を提出した。児童生徒の命と健康を守る対応を優先し、人的・財政的支援を含めた全庁上げての対策を求めた。

　今回要望書を提出したのは、道高教組、道教組のほか、ゆきとどいた教育をすすめる北海道連絡会など５団体。

　要請書では、学校の再開に当たって、道教委として必要な財政措置を緊急に行い、すべての児童生徒の命と健康・安全を確保するための必要な条件整備を行うよう要請。新型コロナウイルス感染拡大に伴い、収入が激変した世帯の子どもたちの教育を受ける権利を保障することや、令和２年度の教育課程の編成において、地域や学校の実態を踏まえ、各学校で弾力的に対応できるよう周知徹底することなどを求めた。

(コロナウイルス関連 2020-04-07付)