安全な登下校に役立て　美幌町教委が安全旗寄贈受ける

（市町村 2020-04-14付）

贈られた安全旗を手にする矢萩教育長

　【網走発】美幌町教委に６日、建設産業交通安全推進網走地方本部美幌支部（支部長・大沼剛聖太建設㈱会長）から交通安全旗７０旗が寄贈された。安全旗は学校周辺や公共施設などに掲揚し、地域住民らに交通安全をＰＲ。交通事故の防止、子どもたちの安全な登下校に役立てている。

　この取組は、平成２１年度から始めたもので、児童生徒の安全な登下校と交通事故防止が目的。地元の交通安全協会と相談し初年度は赤色警棒と反射ステッカー、次年度は伸縮式手旗、２３年度からは交通安全旗を寄贈している。ことしで１２年目になる。

　当日は、大沼支部長が町教委を訪問。町のカントリーサインが変更となったことから、新しいデザインの交通安全旗７０旗を矢萩浩教育長に手渡した。

　矢萩教育長は謝辞を述べるとともに、ゴールデンウイーク以降、古くなった旗と順次交換し学校の周りに掲揚するなど、有効に活用することを約束。大沼支部長は、この活動を継続していく意思を示すとともに、地域から悲惨な交通事故がなくなることに期待を寄せていた。

(市町村 2020-04-14付)