石狩局が管内市町村教委教育長会議　学校訪問の変更など理解　平瀬次長　健康管理徹底を

（道・道教委 2020-04-14付）

管内教育長らに向けて支援と協力を求める平瀬次長

　石狩教育局は８日、道庁別館で令和２年度管内市町村教委教育長会議を開いた。管内７市町村の教育長や教委幹部職員ら１２人が出席。管内教育推進の重点の確認をはじめ、企画総務課・教育支援課等の所管事項の説明、意見交換を行った。義務教育指導監所管事項では、本年度の学校経営指導訪問の変更点などについて共通理解を図った。

　冒頭、平瀬一弘次長があいさつ。新型コロナウイルス感染拡大が懸念される中、引き続き児童生徒の健康管理の強化・徹底を図るとともに、学習指導面などにおけるフォローアップなど、実効性のある取組を図るよう呼びかけた。

　子どもたちが無限の可能性を発揮できる資質・能力を育む教育や、開かれた教育課程などの重要性を強調。“管内の子どもたちのために”という目的をあらためて確認し、管内が一体となって取組を確実に推進できるよう支援と協力を求めた。

　続いて、平瀬次長が管内教育推進の重点を確認。本年度追加された項目を紹介した上で、重点を市町村教委の教育推進に反映するよう要請した。

　つぎに、針ヶ谷一義義務教育指導監が所管事項を説明。本年度の学校経営指導訪問について、訪問回数や内容を変更して実施することを伝えた。

　訪問に際しては、人材育成の観点から教頭と主幹教諭の同席を求めたほか、経営方針のグランドデザインを踏まえた組織的な取組や検証・評価などについて協議を深め「学校訪問が各校の取組や管内教育の充実に資するよう努めていきたい」と述べた。

　このあと、斉藤孝之企画総務課長、大橋則之主幹（地域連携）、鈴木究教育支援課長がそれぞれ所管事項を説明したほか、意見交換を行った。

(道・道教委 2020-04-14付)