小・中・高10校の実践を 体育授業の指導資料 道教委(道・道教委 2020-04-15付)
道教委は、教員向け指導資料『体育授業の一層の充実に向けて』を作成した。授業改善プロジェクト事業令和元年度実践研究校の小・中学校、高校計10校の実践を掲載。児童生徒が運動の楽しさを味わい、自ら工夫して課題解決に取り組む授業改善の例を紹介している。
資料は、学校・家庭・地域・行政が連携し、体育授業の改善や児童生徒向けの運動プログラムに関する実践研究に取り組む子どもの体力向上ボトムアップ事業「授業改善プロジェクト事業」の実践研究校における取組をまとめたもの。
児童生徒が楽しく取り組むことができる体育授業の工夫や、元年度実践研究校である小学校3校、中学校3校、高校2校、特別支援学校2校の実践を紹介。運動の楽しさを味わい、自ら工夫して課題解決に取り組む事例を紹介している。
苫小牧市立澄川小学校のタグラグビーの指導では、様々なパス練習や作戦ボードの使用など工夫された取組例を挙げている
函館市立椴法華中学校では、ゴール型バスケットボールの指導例、ICTを活用した動作の確認や自己分析、教員が技能習得の指導を学ぶ実技講習会の開催などの取組を示している。
道教委は、本年度新規の学力向上事業「小中一貫教育サポート事業」における指定地域・学校を決定した。長沼町、長沼中学校、長沼小学校など10地域22校を指定。9年間で育成する児童生徒の姿の設定・共有など、小中一貫教育に必要な様々な取組を展開する。道教委は、定期的な指導主事による指導助言を行うほか、指定地域・学校の代表者などで構成する全道研修会を開催し、義務教育における質の向上を図る。
(道・道教委 2020-04-15付)
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