札幌市教委 元年度市立校教職員の休職等 精神疾患が減少傾向に ３０日以上休務 過去１０年最小（市町村 2020-05-22付）
札幌市立学校教職員の精神疾患による休務・休職状況（クリックすると拡大表示されます）
札幌市教委は、令和元年度の市立学校教職員の休務・休職状況をまとめた。３０日以上の休務者は前年度比１８人減の１４７人で、過去１０年間で最も少ない人数となった。休職者は８人増の１０２人。休務・休職者の精神疾患割合は、それぞれ５６・５％、６７・６％で、減少傾向となっている。
３０日以上の休務者の総数に対する精神疾患者の推移をみると、平成２７年度は１０１人、２８年度は８６人、２９年度は８０人と減少。３０年度は９９人と増加したが、元年度は８３人と再び減少した。
休職者総数に占める精神疾患者は２７年度６８人、２８年度５７人、２９年度６３人、３０年度７３人と推移。元年度は６９人と減少。
市教委では、教職員相談室の周知徹底や、メンタルヘルス研修会、新規採用職員に対する個別面談を実施していることが「精神疾患者の減少の要因ではないか」と話している。
(市町村 2020-05-22付)
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