体育専科教員配置校の体力合計　男女とも全国平均以上　女子は７種目で平均超

（市町村 2020-05-19付）

　道教委によると、体育専科教員配置小・中学校における令和元年度全国体力・運動能力、運動習慣等調査体力合計点（Ｔ得点）の平均値は、男子５４・２３点、女子５６・９３点と、いずれも全国平均を上回っていることが分かった。全国平均を上回った種目は、男子が６種目。女子が７種目。「授業の始めに授業の目標が示されている」と回答した児童の割合は男子６７％、女子７０％となり、全国平均を大幅に上回っている。

　体育専科教員配置校における体力合計点（Ｔ得点）の平均値をみると、男子は５４・２３点、女子は５６・９３点。男子は０・６２点、女子は１・３４点全国平均を上回った。

　全国平均を上回った種目は、小学校の男子が「握力」「上体起こし」「長座体前屈」「反復横とび」「立ち幅とび」「ソフトボール投げ」の６種目。女子はこれらに「２０㍍シャトルラン」を加えた７種目となっている。全国平均との差が男子・女子ともに最も大きいのは「反復横とび」。

　児童生徒質問紙調査の結果では「授業の始めに授業の目標が示されている」と回答した児童の割合が男子６７・４％、女子が７０・３％となり、男子が１８・０ポイント、女子が２２・９ポイント全国平均を上回っている。

　「授業の最後に振り返る活動を行っている」と回答した割合も、男子が４４・７％、女子が４０・９％となり、全国平均を１０ポイント以上上回った。

　「体育の授業は楽しい」と回答した割合は、男子が７６・３％、女子が６０・８％で、男子が２・５ポイント、女子が０・６ポイントとこちらも全国平均以上となっている。

(市町村 2020-05-19付)