消毒用アルコール寄贈　区内小学校などへ西区建設業者

（コロナウイルス関連 2020-06-08付）

右から粟崎区長、三鍋会長、千葉校長

　札幌市西区災害防止協力会（三鍋哲雄会長）は５月２８日、アルコール消毒ジェル１４４本分を西区役所、西区内の市立小学校に寄贈した。西区役所で三鍋会長が粟崎寿也区長と札幌市小学校長会西支部長で二十四軒小学校の千葉亨校長に手渡した。千葉校長は謝意を示すとともに、「学校再開は子どもたちを笑顔で迎えたい」などと話した。

　同協力会は西区内に本店や事務所がある建設業者で結成され、西区役所が行う防災訓練への参加や交通標識の補修を行うボランティア活動など、まちづくり活動に取り組んできた。

　今回の寄贈は地域貢献活動の一環として協力会の申し出によって行われた。

　三鍋会長は「西区の皆さんに役に立てることはないかと考え寄贈した。有効に使っていただければうれしい」などと述べた。

　粟崎区長は「新型コロナウイルス感染症の影響で消毒用品が手に入りにくい中、貴重な品をいただき感謝している。区役所の出入口付近に設置したい」と話した。

　千葉校長は「消毒用品は感染への抵抗力を高め、感染源を絶つという点で効果的。さっそく使っていきたい」と感謝。学校再開について「子どもたちの心身の健康を重点に教職員一同、笑顔で迎えたい」と話した。

　アルコール消毒用ジェルは西区役所に５６本、西区内の市立小学校２２校と養護学校２校に計８８本が贈られた。

(コロナウイルス関連 2020-06-08付)