旭川市内小・中の運動会・体育祭　２学期以降開催へ検討　分散開催等で感染対策徹底

（コロナウイルス関連 2020-06-08付）

　【旭川発】旭川市内の小学校、中学校は、運動会等について、２学期以降の開催に向けて検討している。競技内容の見直しや保護者の観戦場所確保、分散開催など、新型コロナウイルス感染症拡大防止の対策を徹底する。各小・中学校長は、今後の状況を考慮しながら開催を目指していく。

　例年、市内では５～６月ころに小学校の運動会、中学校の体育祭や体育大会が行われている。しかし、ことしは新型コロナウイルス感染症拡大防止を図るために学校が長期休業となったことから、例年どおりに運動会等を開催することが困難となった。

　一方で、児童生徒や保護者からは運動会等の開催に期待する声が上がっていた。期待に応えるべく、市教委や校長会が協議。国や道の通知を踏まえながら、２学期以降に実施できるよう検討を進めている。

　現段階で、各小・中学校が検討しているのは、主に運動会等の内容。児童生徒が身体を密着するような競技種目は避ける必要があるため、感染対策を徹底した競技種目を取り入れることや、保護者が観戦する場所の確保、学年ごとの分散開催など、各小・中学校の実態に合わせ様々な工夫を盛り込む見通し。

　なお、今後、感染症が拡大する可能性もあるため、その都度、各小・中学校長が判断し対応していく。

(コロナウイルス関連 2020-06-08付)