スクールサポーター派遣　児童生徒の学習を保障　７月以降１４校に　北広島市教委

（コロナウイルス関連 2020-06-11付）

　北広島市は本年度、新たにスクールサポーター派遣事業を開始する。学校再開後の児童生徒の学習保障に必要な学習支援員と校務支援員を配置。７月以降、小・中学校１４校に配置する予定で、市の広報や学校だよりを通じて募集を呼びかけていく。

　市は、学習保障などに必要な人的体制の強化としてスクールサポーター派遣事業を行う。５日開会の第２回定例市議会に事業費２３６１万円を計上。学習支援員と校務支援員を１人ずつ市内の小・中学校１４校に配置するほか、スクールカウンセラーなどの配置時間数を増やす。

　学習支援員による補習授業を実施するほか、校務支援員が教員の補助業務を行う。

　また、心のケアとして、スクールカウンセラーと市の独自事業・心の教室相談員の配置時間数を現在よりも週３～４時間程度増やすとしている。

　学習支援員と校務支援員の人材の確保に向け、各小・中学校の学校だよりを通じて募集を行っており、１５日以降に発刊する市の広報を通じても募集する予定。

　市教委の担当者によると、ここ数日で応募が数件寄せられており、７月以降の配置に向けて準備を進めていくとしている。

(コロナウイルス関連 2020-06-11付)