道教委　高大連携派遣・交流事業　１０日　蘭越高が皮切り　１９校で留学生が授業等

（道・道教委 2020-09-04付）

　道教委の高大連携によるHokkaido Study Abroad Programの留学生の道立高校への派遣・交流事業が、１０日の蘭越高校を皮切りにスタートする。本年度の実施校は１９校。留学生が派遣先の学校で授業のピアサポートや部活動への参加、母国語の紹介などを通して、道教委は高校生の国際理解の促進等につなげていく。

　プログラムは、道教委が道内大学等の関係機関と連携して実施するもの。国際交流に興味・関心をもつとともに、大学等に進学し学術研究に意欲的に取り組む道立高校の生徒に対し、道内大学の留学生との相互交流や、道内大学での講義等の受講の機会を創出することによって、国際理解の促進と進学意欲の向上を図り、将来における本道のグローバル人材の育成を目的としている。

　プログラムの一つ、留学生の道立高校への派遣・交流事業は、道内大学の留学生を道立高校に派遣し、授業のピアサポートや部活動への参加、母国語の紹介などを通して道立高校の教育活動への理解を深めるとともに、生徒の英語力の向上や国際理解の増進に貢献し、母国と北海道との一層の交流促進に努めるもの。

　英語を中心とする授業サポート（質疑応答やチーム・ティーチング等）、授業への参加（家庭科の和食調理や保健体育の柔道・剣道など体験的な授業）などを行っている。

　本年度実施校は、前年度比７校増の１９校。１０日の蘭越高を皮切りにスタートし、１４日からは小樽潮陵高校、旭川永嶺高校、士別翔雲高校で行うなど、順次実施していく。

　実施校と日程はつぎのとおり（すべて９月）。

▽芦別（２８～３０日）

▽札幌東（２３～２５日）

▽札幌北（２９日）

▽札幌東商業（１６～１８日）

▽千歳（２８～３０日）

▽小樽潮陵（１４～１６日）

▽倶知安（２８～３０日）

▽倶知安農業（２３～２５日）

▽蘭越（１０～１１日）

▽苫小牧南（１６～１８日）

▽浦河（２３～２４日）

▽旭川永嶺（１４～１６日）

▽士別翔雲（１４～１５日）

▽羽幌（２４～２５日）

▽稚内（２３～２５日）

▽常呂（２３～２５日）

▽網走南ヶ丘（１６～１８日）

▽遠軽（１６～１８日）

▽鹿追（２８～３０日）

(道・道教委 2020-09-04付)