道教委　１校１クライマクス公募　学校行事等でエールを　提案校に田中賢介さん派遣

（道・道教委 2020-09-04付）

もうひとつのクライマクス

　道教委は、各高校から生徒自身の企画による「１校１クライマクス」の取組を公募している。学校行事などを活用し、在校生から卒業生、卒業生から在校生に対する感謝の言葉やエールを送る取組を募るもの。ユニークな取組を提案した学校には、１０月以降、青春アスリート応援アンバサダーの田中賢介さんを派遣する予定。

　プロジェクトは、新型コロナウイルス感染症の影響で部活動の集大成の場を失った卒業生アスリートのため、代替地方大会の開催や生徒の功績・パフォーマンスのＰＲを支援するもの。アスリート、保護者、サポーターが共に達成感、激励、感動、感謝を共有するメモリアル事業を展開する。

　「１校１クライマクス」は、学校行事などを活用し、晴れ舞台（クライマスク）を創出するもの。道内の高校から取組を公募し、道教委から全道に取組を発信する。

　取組例として、「体育祭など生徒会主催の行事で１・２年生から３年生にエールを送る取組」「３年生が３年間の部活動や生徒会活動に関する思いを伝える取組」などを挙げている。

　ユニークな取組に対しては、青春アスリート応援アンバサダーを務める北海道日本ハムファイターズスペシャルアドバイザーの田中さんや道内アスリートの派遣を検討。派遣時期は１０月以降となる見込み。

(道・道教委 2020-09-04付)