岩見沢農業高で意見交換会 建設業の魅力 理解深め 空知建協会員若手建設技術者と交流(道・道教委 2020-09-07付)
仕事のやりがいなど、生徒たちは熱心に耳を傾けた
【岩見沢発】道建設部主催の若手建設産業就業者と高校生との意見交換会が1日、岩見沢農業高校(鎌田一宏校長)で開かれた。同校農業土木工学科2年生41人が空知建設業協会に所属する建設企業の若手技術者6人と交流。若手技術者から「自分の提案が受け入れられて実現していくのが面白い」といった声が寄せられ、仕事のやりがいや魅力について理解を深めた。
意見交換会は、高校生に建設産業の魅力ややりがいについて理解してもらい、職業意識の醸成を図るとともに、受け入れる側の環境づくりへ反映させるなど、将来の入職や離職防止につなげることが目的。
当日、開発工建㈱の石川祐也氏、こぶし建設㈱の小松裕貴氏、植村建設㈱の伊藤克也氏、谷村工業㈱の井川諒氏、光栄建設工業㈱の佐藤志代氏、㈱櫻井千田の大塚拓哉氏が来校。事前に配布していたプロフィールをもとに、勤続年数やこれまで携わってきた仕事、やりがいなど、自身の体験談を話した。生徒たちは進路選択の参考とするため、真剣に話を聞いていた。
「仕事をしていてうれしかったことは」「失敗談は」などの質問に対し、若手技術者は「普段は厳しい上司が褒めてくれたとき」などと答えていた。
続いて、6班に分かれ意見交換。
若手技術者から「サイン、コサインなど数学が役に立つ」など、学校で学んだ知識が生かせる場面について説明を受けた。
また、「自分の提案が受け入れられて実現していくのが面白い」などの声が上がり、仕事のやりがいや魅力について理解を深めた。
(道・道教委 2020-09-07付)
その他の記事( 道・道教委)
オホーツク局 管理職人事方針作成へ 準勤務年数など明確に 長期的視点で学校経営を
【網走発】オホーツク教育局は、仮称・管理職人事異動実施方針の作成を進めている。これまで明確化されていなかった管理職の基準勤務年数などを定め、長期的な視点で学校経営に携わってもらうもの。8月...(2020-09-08) 全て読む
道教委 道立学校の時間外在校等時間 高校の43%で45時間超 6月 感染症対策で上昇か
道教委は、道立学校の教育職員にかかる時間外在校等時間(第1・4半期)を公表した。6月に時間外在校等時間が45時間を超えた教育職員の割合は高校が43%、特別支援学校が13%となり、高校では1...(2020-09-08) 全て読む
2校で1学級増に変更 3年度特別支援学校配置計画
道教委は、令和3年度特別支援学校配置計画を決定した。6月の計画案から札幌伏見支援学校普通科、平取養護学校普通科をそれぞれ1学級増に変更。4年度の見通しとして、道央圏で4学級相当の定員の確保...(2020-09-08) 全て読む
道教委 懲戒処分指針を一部改正 児童生徒への違法、重大な性的行為 「免職」の該当事項明確に
道教委は、懲戒処分の指針を一部改正した。児童生徒に対する法令に違反する重大な性的行為を「免職」とすることを明記し、対応する法令・犯罪の名称を例示。処分量定を加重・軽減できる例も追記し、加重...(2020-09-08) 全て読む
道教委 3~5年度公立高配置計画 名寄市内再編し新設校 札幌旭丘 4年度に学科転換
道教委は、令和3~5年度の公立高校配置計画を決定した。6月の計画案からの変更点は、市立札幌旭丘高校で、4年度に普通科2学級を理数と情報に関するその他専門学科に転換する。5年度の計画では、名...(2020-09-08) 全て読む
道教委 学びの重点化プロジェクト 札幌北陵など4高校指定 学習内容のまとめ方など工夫
道教委が本年度から2ヵ年で取り組む道高校「学びの重点化」推進プロジェクトの研究指定校が決まった。札幌北陵高校(道央)、苫小牧南高校(道南)、名寄高校(道北)、上士幌高校(道東)の4校。共通...(2020-09-07) 全て読む
檜山局 オンライン学習導入研修会 効果的な動画編集とは 学びの保障に向け初開催
【函館発】檜山教育局は8月28日、檜山合同庁舎で管内オンライン学習導入研修会を初めて開いた。管内各町の小・中学校から教職員20人が参加。ICTを活用した地域づくり・まちづくりのコーディネー...(2020-09-04) 全て読む
道教委 1校1クライマクス公募 学校行事等でエールを 提案校に田中賢介さん派遣
道教委は、各高校から生徒自身の企画による「1校1クライマクス」の取組を公募している。学校行事などを活用し、在校生から卒業生、卒業生から在校生に対する感謝の言葉やエールを送る取組を募るもの。...(2020-09-04) 全て読む
道教委 高大連携派遣・交流事業 10日 蘭越高が皮切り 19校で留学生が授業等
道教委の高大連携によるHokkaido Study Abroad Programの留学生の道立高校への派遣・交流事業が、10日の蘭越高校を皮切りにスタートする。本年度の実施校は19校。留学...(2020-09-04) 全て読む
社教施設 オンライン学習拠点に 釧路市など7市町村で 道教委 デジタル寺子屋事業
道教委は、本年度新規事業のデジタル寺子屋事業について、釧路市、寿都町、平取町など7市町村で実施することを決めた。地域協働型オンライン学習導入プロジェクトの一環として実施するもの。公民館や図...(2020-09-04) 全て読む