基本的感染対策徹底を　道教委　さらなる強化求める　マスク着用　小まめな換気

（コロナウイルス関連 2020-12-01付）

　道教委は１１月２７日、各道立学校長等に対し、新型コロナウイルス感染症対策のさらなる強化について通知を発出した。学校生活や登下校時、部活動の場面において、マスクの着用を強調。３密の回避や会話を控える、小まめな空気の入れ替えなど、基本的な感染症対策等が徹底できているか点検するよう周知している。

　１１月２６日に開いた道新型コロナウイルス感染症対策本部会議で、道の警戒ステージ「３」を維持しつつ、集中対策期間を１２月１１日までとすることを決定。

　それに伴い、道教委は、学校で児童生徒等の感染事例が道内全域で急激に増加し、部活動や登下校時等に起因すると考えられる集団感染も発生していることから、各学校に対し、感染症対策のさらなる強化と対策の徹底、点検をするよう通知を発出した。

　通知の内容をみると、学校内では、発熱等の風邪症状がある場合（本人および同居の家族を含む）には登校しないことや、昼食時は机を近付けたり、向かい合わせにしたりせず、会話を控えることなどの徹底を要請。

　登下校中、特に、公共交通機関を利用する場合はマスクを着用し、会話を控えるよう求めている。

　部活動では、練習中や、大会での移動中、更衣中、休憩中にマスクを着用することを強調。また、飲食物を口に入れるとき以外もマスクを着用し、会話を控えることや水分補給時のボトル等の回し飲み等はしない、屋内の活動では小まめに空気の入れ換えを行うなどとしている。

(コロナウイルス関連 2020-12-01付)