道議会文教委員会（令和２年１２月１０日）　適切な運用に向け十分な話し合いを　１年単位変形労働

（道議会 2020-12-11付）

　１年単位の変形労働時間制について質疑が行われた。

　松本邦由教職員局長は、制度の対象者の決定に当たっては、校長が職員と十分話し合って個々の状況を汲み取ること、勤務日ごとの勤務時間も事前に明示することとし、職員に一方的に適用することはあってはならないとした。

　「各道立学校、市町村教委にしっかりと周知し、適切な運用が確保されるよう相談体制の整備などについても検討していく」と答弁した。

　志田篤俊教育部長は、各学校で導入するか否かは業務削減などの要件を前提とした上で、「教員の勤務の状況や職員の意向を踏まえつつ、校長と職員が十分に話し合った上で活用されるべきもの」と述べた。

　「健康でゆとりをもって子どもたちと向き合うため、校長と教員の一層の対話を深めながら、働き方改革の推進に鋭意取り組んでいく」と答弁した。

　中司哲雄委員（自民・道民会議）、木葉淳委員（民主・道民連合）の質問に答えた。

(道議会 2020-12-11付)