ＣＳの導入・活用など　砂川市　第７期総合計画

（市町村 2020-12-24付）

　【岩見沢発】砂川市は、第７期総合計画をまとめた。計画期間は令和３～１２年度の１０年間。教育関連では、学童保育事業体制強化・質の向上やコミュニティ・スクールの導入・活用、小中一貫教育の推進、青少年健全育成活動の充実などを盛り込んだ。

　教育関連の主な施策はつぎのとおり。

【健やかに安心して暮らせるやさしいまち】

▼児童育成環境の充実

　安全で安心に過ごすことのできる放課後の居場所や学童保育事業の体制強化と質の向上を図り、様々な遊びや体験活動、集団生活を通して豊かな心の育成に努める。

【豊かな心と学ぶ力を育むまち】

▼確かな学力を育む教育の推進

　自ら課題を見つけ、自ら学び、自ら問題を解決する資質や能力などの学ぶ力を育成するため、児童生徒の学びに向かう力、基礎的・基本的な知識および技能、思考力・判断力・表現力などをバランスよく育む教育を推進する。

▼豊かな心を育む教育の推進

　学校における道徳教育の充実を図るとともに、いじめの未然防止や早期発見、早期対応を図るための連携体制や相談機能の充実を図る。

　不登校児童生徒への適切な支援に努める。

▼健やかな体を育む教育の推進

　生涯にわたって健康を保持増進し、豊かなスポーツライフを実現するため、望ましい生活習慣を形成し、体力・運動能力の向上を目指す。

　学校給食などを通して食育などの健康教育の充実を図る。

▼地域とともにある学校づくりの推進

　学校、家庭、地域がどのような子どもを育むのかという目標を共有することで連携・協働し、目標の実現を図るため、コミュニティ・スクールの導入・活用を推進する。

▼特別支援教育の推進

　特別な教育的支援を必要とする児童生徒一人ひとりの教育的ニーズに応じた指導や支援の充実を図り、社会の中で生きる力を育む教育を推進する。

▼教育環境の充実

　安全で安心な学習環境の維持に必要な学校施設の修繕などを推進し、学習指導要領に沿った設備・教材などの整備を図る。

　砂川高校に、在学中の資格取得、進路実績の向上、部活動の活発化などに向けた助成を行うことで魅力ある学校づくりの支援に努める。

▼学びにつなげる支援の推進

　義務教育を円滑に受けることができるよう、就学時健康診断を適切に実施するとともに、経済的理由によって就学が困難と認められる児童生徒の世帯に対する必要な支援に努める。

▼小・中学校の適正配置の推進

　児童生徒の減少傾向が続いていることに鑑み、適正な学校規模を確保するとともに、小中一貫教育など効果的な教育の推進によって、子どもたちの健やかな成長と豊かな学びのあるより良い学校づくりを目指し、小・中学校の適正配置を進める。

▼家庭教育支援の充実

　家庭教育はすべての教育の出発点であるという重要性を認識し、子育てに関する悩みや不安解消につながる学ぶ機会や情報の提供に関する内容の充実を図る。

▼青少年健全育成活動の充実

　学校、家庭、地域住民などがお互いに連携・協力し合い、子どもたちの安全で安心な居場所づくりや地域で子どもを見守り育てる環境づくりを進めるとともに、ボランティア活動への参画を促進するなど、青少年健全育成活動の充実を図る。

(市町村 2020-12-24付)