【令和３年を迎えて　教育研究団体に聞く】　北海道家庭科教育協会　佐々木貴子会長

（関係団体 2021-01-05付）

　謹んで新年のお慶びを申し上げます。皆様には、平素より本協会の研究活動に対し、ご理解とご支援をいただいておりますことに深く感謝申し上げます。

　本協会は、昭和２４年に「小・中・高等学校・大学の一貫した家庭科教育を」という理念のもとに、小学校から大学まで連続して家庭科を学ぶという学習者の視点に立って発足した７０年以上の歴史をもつ研究会です。

　発足以来、家庭科教育に携わる教員が、それぞれの立場での実践や課題を持ち寄り、指導方法や指導内容の向上のために研鑚を積んでおります。

　前年度は、本協会がこれまで取り組んでまいりました研究の成果をもとに、小学校で全面実施された新学習指導要領を踏まえた新たな指導方法の提案を目指して、小学校での研究大会を予定しておりました。

　しかし、新型コロナウイルス感染症予防のために、大会の中止を余儀なくされました。

　このコロナ禍においては、新しい生活様式が求められ、家庭での生活の仕方や家族の在り方、さらには外での働き方などについても見直されているところでございますが、このような状況下において家庭科が果たす役割は大きいものであると、あらためて実感しております。

　令和３年度は、この１年間の経験も踏まえ、小学校での研究大会を充実したものになるように準備を進めてまいる所存です。

　本協会では、今後とも実りある研究を継続してまいりたいと存じますので、どうぞことしもよろしくお願い申し上げます。

▼新年の事業計画

▽理事会　　

・期日＝１月９日、３月１３日（午後１時３０分～）

・会場＝道教育大学駅前サテライト

▽研究大会（期日・会場未定）

▼事務局＝江別高校（E＝mail.kateikakyoukai@mail.goo.ne.jp）

(関係団体 2021-01-05付)