【令和３年を迎えて　教育研究団体に聞く】北海道教育地図研究会　永宮愼也会長

（関係団体 2021-01-13付）

　謹んで新年のお慶びを申し上げます。また、皆様には、平素より本会の諸活動に対しまして温かいご理解とご支援をいただいておりますことに厚くお礼申し上げます。

　昨年は、新型コロナウイルス感染症拡大の影響を受け、本会の主要事業も中止や縮小を余儀なくされました。

　そのような中でも、本会の会報に５３回に及び連載されてきた「地図は語る」を取りまとめるとともに、児童生徒社会研究作品展の最近５年間の全国地図優秀作品展出品作品を再評価した研究紀要（第１１輯）を発行しました。

　今後も、本道における地図指導に関する研究を深め、教育の質の向上に資することを目的に、以下の３つの主要な活動と事業を続けてまいります。

【フィールドワーク】

　社会科教師としての資質向上を図るため、現場を直接観察し、調査等を行います。本年度は中止しました。

【児童生徒社会研究作品展】

本年度で第４１回を迎えた本作品展は、道民活動センター（かでる２・７）を会場に１１月２１・２２日の２日間開催しました。展示会場内の密集等を避けるため、小学校高学年と中学校からの応募に限っての開催でしたが、それでも８９人の応募がありました。

【授業研究会】

社会科を中心にした地図を活用した授業の在り方や地図帳の効果的な利用の仕方を研究しています。本年度は、研究紀要の紙面で近年の授業実践に学び、研究を深めました。

▼新年の事業計画

▽フィールドワーク

・期日＝８、１１月（巡検地未定）

▽児童生徒社会研究作品展

・期日＝１０月３０～３１日

・会場＝道立道民活動センター（かでる２・７）

▽授業研究会・学習会

・期日＝未定

▼事務局＝札幌市立平岡小学校（幹事長―高野京一郎教頭）

(関係団体 2021-01-13付)